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[ソロイスツVol.139] ドッペル・コンチェルト
◆「クライス・フルート・ソロイスツ」サロンコンサート Vol.139
  ドッペル・コンチェルト 2Fl,Pf
◆公演日:2008.4月5日(土) 19:00 開演
◆出 演:Fl.上坂 学
     Fl.沼崎 麻里子
     Pf.近藤 盟子
◆お話し:大竹 亮
◆会 場:スペース・Do(東京都新宿区、JR新大久保駅・JR大久保駅近く)

今回は、cieloの沼崎麻里子さんをゲストへお迎えしての夕べ。壮大で技巧的な、しかし、豊かな2本のフルートのための協奏曲集でした。

*掲載画像は全て 40D + EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS

ゲネプロ


本番直前の楽屋で


前半お話し




後半お話し



プログラムは以下の通りです。

● チマローザ:Domenico Cimarosa
 (1749.12.17イタリア、アヴェルサ[ナポリ郊外]〜1801.1.11 ヴェネツィア[52歳])
  −2本のフルートと室内オーケストラのための協奏曲(協奏交響曲)
   ト長調(1793年作曲[44歳]、原曲:2Fl,Orch)
     I.Allegro 4/4
     II.Largo 3/4 (attacca)
     III.RONDO : Allegretto ma non troppo 6/8

● ディーター:Christian Ludwig Dieter
(1757.6.17 ドイツ、ビュルテンブルク州シュトゥットガルト近郊ルートヴィヒスブルク〜1822シュトゥットガルト[65歳])
  −2本のフルートのためのコンチェルト・コンチェルタント第3番 ニ長調
     I.(Allegro) 4/4
     II.Adagio 4/4 (attacca)
     III.RONDO : Allegretto 2/4

−−−−−−−−− Tea Time −−−−−−−−−

● ドップラー:(Albert) Franz[Ferenc] Doppler
(1821.10.16ハンガリー、ランベルク[現リヴォフ]〜1883.7.27 オーストリア、バーデン[ウイーン郊外][62歳])
  −2本のフルートとオーケストラのための協奏曲 ニ短調
     I.Allegro maestoso 4/4 (attacca)
     II.Andnte 9/8 (attacca)
     III.Allegro 6/8

アンコールは、クーラウ:トリオ Op.119 より、第3楽章でした。

 2本のフルートのための協奏曲といえば、まず思い浮かべるのがチマローザの協奏曲でしょう。数々のオペラで成功し、アマデウスで有名になったサリエリの後任としてウィーンの宮廷入りしたことからも当時の人気が伺えます。後年、チマローザがイタリアに戻ってからは政治的に失敗し不幸な最期をとげています。曲は、2本のフルートの響きが伴奏と本当に良く融け合う美しい名曲です。ピアノ伴奏では、アンサンブルとは何なのか、また、音程の重要さを体感できる素晴らしい教科書でもあります。皆さんにも是非チャレンジしていただきたい名曲です。

 2曲目に演奏したディーターは、訪れたこともあるルートヴィヒスブルクの出身で、勉強したシュトゥットガルトで活躍した音楽家です。初めて接する音楽家と作品ですが、いわゆる古典派の素直な響きのする親しみやすい作品です。シュトゥットガルトの宮廷のヴァイオリニストらしく、フルートにオクターブや素速い跳躍を曲の中で要求していいますが(難しい!)、派手さはなくあくまでも上品な響きを維持しているのが特徴です。2本のフルートが3度でハモりながら細かい跳躍を演奏し軽やかな響きをかもし出しています。

 休憩を挟んで演奏した、フルート吹きにとってのスーパースター、ドップラーの協奏曲は、個人的に最も優れたドップラーの作品だと思っています。技巧的なパッセージが技術の誇張に終わらず、優美な旋律も織り交ぜられウットリしてしまいます。全3楽章を切れ目無く続けて演奏するこの曲には、安定性という高度な技術が要求されます。良い曲です!


次回は5月17日(土)、ヴァイオリンの大曲・名曲をフルートでお楽しみ頂きます。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。


<本日のコラム>−−−−−−−−−−−−−−−

フルート・コミュニケーション Vol.139


■アレルギーのねこ好き■

 アレルギーなんていう言葉が一般的ではなかった子供の頃からアレルギー体質で、アトピーでもあったし、この時期はご多分に漏れず花粉症で悩まされている。今年はここ数年来で一番酷く、薬(ヤク)が無いと生きていけない(笑)。

 そんな私ではあるのだが、無類のねこ好き。それも地域(野良)ねこが好きだ。飼い猫と違い逞しい彼らは、個性に溢れ媚びることがない。餌をくれればいい人、餌が無くなれば、プイ、と素っ気ない。その気ままさがたまらない。

 地域ねことは、地域の人達が定期的に面倒を見ている猫達のことで、人間と共存しようという考え方である。彼らボランティアの人達は、餌はもちろん、家作り、避妊手術などの面倒も見る。ねこが増えれば迷惑だと感じる人も多くなるだろうし、虐待も増える。ねこの個体を減らすことが、ねこ達の幸せにつながる、そういう考えである。年に膨大な費用を地域ねこに費やすボラン的あの人達には頭が下がる。

 私はと言えば、たまに餌をやるくらい、可愛くてつい撫でてしまう。その結果手は荒れ放題なのだが、辞められない。ねこ毛が一番アレルギー反応が強いのにもかかわらず、なのにである。

(ま)



<本日の打ち上げ>−−−−−−−−−−−−−−−



いつものように楽しかった打ち上げ。
聞きに来てくれたcieloの聡子が、空腹のあまり麻里子を食べようとしています(笑)。


ISO=1000 55mm F=6.3 SS=1/5

この打ち上げ場所は、食べ物が美味しくて二重丸!


<本番へ向けてどうやって英気を養っているかというと、、>−−−−−−−−−−−−−−−



近くのファミレスで、


ISO=800 48mm F=5.6 SS=1/50

もりもり食べる。ただそれだけ(大笑)。


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