フルートを楽しもう! in 東京 Vol.7
◆公演日:2008.3月29日(土) 14:00 開演
◆出 演:Fl.上坂 学、沼崎 麻里子
Pf.近藤 盟子
◆内 容:ミニコンサートとフルートQ&A(詳細はこちら)
◆会 場:村松楽器 新宿店 2Fムラマツホール(東京都新宿区、JR新宿駅・徒歩10分、または、地下鉄丸の内線西新宿駅下車・徒歩1分)
*全て EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS

今年も天気が良く満員御礼でイベントは始まりました。こんなにもたくさんの皆さんにお越し頂けて幸せである。本当に。間際は、参加者への連絡や特に資料作り(全24ページ)で疲れていたのですが、そんなのは吹っ飛んだ!
プログラム最初は、リクエストによるプロムナードコンサート。

ヴィヴァルディの夜、ショッカーのソナチネ第1楽章、タイスの瞑想曲、そして最後は私からのお薦め曲としてゴーベールのタランテラ。原曲はフルートとオーボエだが、沼崎麻里子さんにゲスト出演いただいて演奏しました。

さあ、いよいよ本編です。最初は初心者のコーナーです。当初の受講予定人数は2名でしたが、キャリアが3か月から1年未満と揃っていること、質問内容も似ていることから5人の皆さんに舞台へ上がっていただきました。
「3か月で勇気がありますね」などと軽く冗談を言っていたのですが、音を聞いてビックリ。皆さん実にしっかりした音をお持ちで、中には第3オクターブまでしっかりとした響きを出せる方もいました。きっと、ぷす〜、ぽわ〜、だろうから腕を振るって指導、という当てが外れました(大笑)。
それでも姿勢を見直し、持ち方を矯正し、頭部管の当て方を指導すれば音がはるかに生き生きしてきます。

前半最後のコーナーは、当イベントのメインテーマである「驚くくらい楽に音が出せて、おまけに音程も良くなる当て方とアンブシュア」です。多くの方は下唇で歌口を探り、下唇の上に歌口を乗せる方法を指導されてきていますから、私の「下唇と顎の間の窪みに当てる」には驚かれていました。しかし、そこから下唇を薄く使い「当てたあとにアンブシュアを創らなければならない」という理論の成果に喜んで頂けました。

手本を示している時にこんなに覗かれているとは、、、知りませんでした(笑)。

聴講している皆さんもさっそくためしてみます。圧巻です。

ずらっと並んだ試奏用楽器。頭部管のみ銀製、管体のみ銀製、総銀(引き抜きとソルダート)、プラチナメッキ、9金(管体のみと総9金)、14金(管体のみと総14金)、総18金製です。後半の吹き比べにも使います。

休憩中には自由に試奏出来ます。やはり、SR(ソルダート)やゴールドのフルートに人気が集中しますね。

「どう?これでいいのかなあ?」と、さっそく研究。偉い!!

後半最初は吹き比べ、様々な音色、材質による違いを体験していただきました。あんなに違うとは、、率直な感想も聞かれました。
サンプルに使った曲は、澁谷 正俊:フルートとピアノのためのソナタ 第3楽章です。この曲も多くの方から「良い曲ですね」とお褒めいただきました。再出版してくれないかなあ。

練習時間を取れないときがあるので短い時間で上達する方法を教えて!、という質問も多く寄せられます。そんな都合のよい、、、ではなく、あるんですね、これが(笑)。スタッカートの練習を工夫・アレンジすれば、音作り・舌をほぐす・お腹を作る、の最重要3項目を短時間に一挙に練習できます。

あっという間に3時間が経ちました。最後のコーナー「苦手なフレーズの克服法教えます」です。受講曲はマルチェロノソナタ、3/8拍子で16分音符がずらっと並んでいます。演奏するテンポで声に出して正しく読めることが前提ですが、「ふぁれどれひれほれ」(笑)。それでは吹けません。正しく読むこと、連結の難しい部分を取りだして工夫して練習すること、当たり前のことを当たり前にすれば必ず演奏できるようになります。
受講者から最後に「身体というか、指が覚えている状態ではダメですか」の質問が。もちろん、No!、ですよ!

記念撮影。

本編終演後は、楽器の診断。修理室長の伊藤君です。みなさん、ムラマツに修理に行ったら指名してくださいね〜、腕前は確か、何でも治してくれます。クライスの合宿にも来てくれます。長い行列が出来ていました。

楽器診断と平行して質問コーナー。今までは恐る恐る勇気のある人だけが私の所へ質問にやってきましたが、今回からは遠慮無く質問して欲しい、という気持ちから設けたコーナーです。こちらにも行列が。
この後盛り上がった打ち上げの様子は明日に続きます。
■頂いたアンケートから■
・すごく勉強になりました。また参加したいです。
先生の熱心で気さくな感じが、とってもステキです。先生のファンになりました。
・基本の基本のところで、楽しく誤りに気付かせていただきました。
・昨年参加したときよりも大変楽しく拝聴させて頂きました。
・実際に近いところで当て方等を見ることができ、参考になりました。
また、スタッカートのやり方等新しく、楽しめました。
・とても有意義なひとときでした。時間がもっと欲し〜い。
・ウォーミングアップ法はとても役立ちそうです、やってみます!
苦手なフレーズの克服法も大変勉強になりました。
吹き比べ面白かったです。曲もとてもよかったです。
・今日は練習の仕方などいろいろ学べて良かったです。
何よりも、アンブシュアの作り方が理解できたのが大きいです。
・長野から出てきただけの収穫がありました。
ありがとうございました。
・だいぶ難しい曲にもチャレンジすることが多くなってきましたが、
アンブシュアや基礎練習などを、今回見直すことが出来て、とても有意義でした。
これからも積極的に参加したいです。お世話になりありがとうございました。
・スタッカートの練習方法や唇の当て方など、すごく勉強になりました。
音が出やすくなりました。
・大変参考になりました。ウォーミングアップ法は目からウロコです!!
アンブシュアは意識が大切!!と、分かりました。
・フルートの当て方を変えてみて、新しい発見ができました。
・期待通りの内容で満足しております。
ご指導いただいた点をよく頭において練習に励みたいと思います。
・本日参加させて頂き、ますますフルートが好きになりました。
息の切り方、目からうろこでした。
・先生の演奏がすばらしかったです。かつ、先生のトークもすばらしかったです。
どのコーナーもおどろくような発見が多く、とても勉強になりました。
フルート好きの皆さんと過ごす時間が楽しかったです。
・大変勉強になりました。
持ち方一つとっても、既に変なくせが付いていたことが分かり、
ご指摘いただいた持ち方にして、だいぶ左手が楽になりました。
・息を吸って音を切る、スタッカートの練習をしていこうと思いました。
普段は聞けない話を聞けて大変ためになりました。
みなさん、ありがとうございました!
(続く)
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