
今日明日は、私にとって大変珍しい2連休。1日温泉でゆっくりしたい(いつもこうです)と色々物色していたのですが、入浴後部屋で休めるところが少ない。ならば、ということで急遽1泊小旅行の決行となりました。ゆっくり出来ればどこでもいいと、比較的近い石和温泉へ向かいました。
何の計画もなく朝出発、いきなり激しい雷雨に見舞われましたが、山梨件に入る頃には雨も止み、雨上がりの雲が美しい景色を創り出していました。ホテルのチェックインは15:00ですから時間はたっぷりありますので、周辺をドライブすることにしました(行き当たりばったり)。

20年ぶりくらいの昇仙峡。このような渓流、渓谷の風景は大好きです。雨の影響で流れは濁流と化していました。青森の奥入瀬も是非行ってみたいですね(写真撮りに)。

沿道はもみじの並木となっていて、晩秋はさぞかし綺麗なことでしょう。手すりに雨に打たれて落ちた染まった葉がたくさん並んでいました。

昇仙峡を抜け、帰り道の分岐に「荒川ダム」の文字を発見!これを逃す手はありません。いやー、いいドライブです。案内に沿って峠道を上っていくと、突如ロックフィルのダムが視界に飛び込んできました。興奮しますねー。
ロックフィルとは、土のコアを芯に、両サイドにロック(岩)を積み重ねて水をせき止めるダム形式です。

ダム天端からダム湖である能泉湖を眺める。
山には雲がかかり、鏡のように静かな湖面に映った緑が美しい。

ダムを後にし、ホテルを目指します。が、ついでとばかりに仙蛾滝にも寄ってきました。ダムでせき止められ放流された荒川の流れは、この滝を経て、甲府市の南で笛吹川に注がれ合流します。

滝の下流。ここも昇仙峡なのです。

昇仙峡から千代田湖を経由し街へ降りる途中からの眺望。甲府市内が綺麗に眺められました。山並みも雲がかかって綺麗ですねえ。
程なくホテルに到着。さあ、今日は思いっきりダラダラするぞ!!
<本日のレッスン>

ホテルにチェックインし、一息つき、少し街を散策することに。すると、旧笛吹川に架かる橋の上で笛吹権三郎が笛を吹いておりました。
「最近思うように吹けないんだ」
権三郎は嘆いております。
見てみると、ああ、笛が唇の上に乗りすぎてる!息穴と歌口の距離が遠い!!これじゃあダメだよ。アドバイスして差し上げました。

しかし、体は石のように力んでいて矯正が誠に困難、びくとも動きません。まずは、脱力することの重要さとコツを教えてきたのでした。
