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[ミニヨンVol.125] 〜フルートとオーボエ〜
◆「クライス・フルート・ソロイスツ」ミニヨンサロンコンサート Vol.125
 「フルートとオーボエ」Fl,Ob,Pf
◆公演日:2006.11月18日(土) 19:00 開演
◆出 演:Fl.上坂 学
     Ob.宮崎 亜希
     Pf.近藤 盟子
◆会 場:名曲喫茶・ミニヨン

ミニヨン初登場のオーボエとのアンサンブルをお楽しみ頂いた。

*SONY DSC-R1
ミニヨンVol.125フルートとオーボエ_01
本番中

*以下全て KissDN + ASAHI Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5
ミニヨンVol.125フルートとオーボエ_02
ゲネプロ  + FL-40

ミニヨンVol.125フルートとオーボエ_03
ゲネプロ  + FL-40

ミニヨンVol.125フルートとオーボエ_04
解説の大竹さんとリードの話を。

プログラムは以下の通り。

● テレマン:Georg Philipp Telemann
(1681.3.14 ドイツ、マクデブルク〜1767.6.25 ハンブルク[86歳])
   −フルート、オーボエと通奏低音のためのトリオソナタ
     ホ短調 TWV42:e2
     I.Afettuoso 3/4
     II.Allegro 2/4
     III.Dolce 3/8
     IV.Vivace 3/8

● サン=サ-ンス:Camille Saint-Saens
(1835.10.9フランス、パリ〜1921.12.16アルジェリア・アルジェ[86歳])
   −オーボエとピアノのためのソナタ Op.166(1921年[86歳])
     I.Andantino 3/4
     II.Ad libitum - Allegretto 9/8
     III.Molto Allegro 2/4

  −−−−−−−−− Tea Time −−−−−−−−−

● ヒナステラ:Alberto Ginastera
(1916.4.11 アルゼンチン、ブエノス・アイレス〜
1983.7.25 スイス、ジュネーヴ[67歳])
   −フルートとオーボエのためのソナタ(1945年[29歳])
     I.SONATA : Allgro 2/4
     II.PASTORALE : Adagio 3/2
     III.Fuga : Vivace 6/8

● ゴーベール:Philippe Gaubert
(1879.7.3フランス、カオール〜1941.7.8パリ[62歳])
   −フルート、オーボエ、ピアノのための「タランテラ」(1903年[24歳])

● カリヴォダ:Johann Babtist Wenzel Kalliwoda
(1801.2.21チェコ、プラハ〜1866.12.3ドイツ、カールスルーエ[65歳])
   −フルート、オーボエと管弦楽のためのコンチェルティーノ

アンコールは「小さい秋見つけた」(近藤盟子・編曲)でした。


当夜のプログラムは一般的な認知度は低いのだが、フルートとオーボエのアンサンブルとして、また、オーボエのソロとして大変ポピュラーで馴染みのあるものだ。

バロックでフルートとオーボエといったら、これ、という曲が当夜演奏したテレマン。当時大人気のこの作曲家は斬新な構成や旋律もありますが、このトリオは伝統的な教会ソナタ形式、つまり、「緩−急−緩−急」という楽章の形を取っています。フルートよりもオーボエが活躍する感じですね。

サン=サーンスのソナタは私がリクエストしました。フルートで演奏しても美しいこの名曲、何故サン=サーンスはフルートソナタを作曲してくれなかったのでしょう。そんな恨めしい思いが起きてしまう名曲。

ピアノ伴奏のない二重奏、ヒナステラのデュオは、30年ほど前に帰国直後の金昌国さんとインゴ・ゴリツキの演奏会で初めて耳にし、虜になった曲です。音楽家として出発の遅かったヒナステラですが、ヨーロッパの伝統の上に新しい響きを乗せた、とても素晴らしい作品です。誰でも経験すべき、と思うほどです。

フルートにとって重要な音楽家、ゴーベールの「タランテラ」は、誰のために何の目的で作曲されたのか分かりませんが、神童の名に恥じない素晴らしいセンスと発送が盛り込まれた素晴らしい小曲です。短いのでリサイタルなどでは使いにくいかも知れませんが、フルート2本で演奏しても演奏効果が上がると思いますので、是非チャレンジしてみてください、皆さん!

オーボエにとってポピュラーな作曲家、カリヴォダの作品は、彼の名曲「サロンの小品」同様ヴィルトゥオーゾな響きを持っています。名人芸を披露する場面も用意され、演奏会を大いに盛り上げるでしょう。他に、ファゴットやクラリネットのための作品、4手ピアノの為の作品、交響曲なども作曲していますが、自身はヴァイオリニストで頭角を現し、宮廷楽長の地位にありました。息子も意志を継ぎ、カールスルーエで宮廷楽長として活躍しています。


ミニヨンVol.125フルートとオーボエ_05
打ち上げで  + FL-40

フルートやっていたはずのYさん、ナントオーボエに転向したそうで、打ち上げで宮崎さんに質問質問。やはり悩み多きはリードなのでしょうか。

ミニヨンVol.125フルートとオーボエ_06
打ち上げで  + FL-40

エンジのセーターのNIKON D50部員、お酒が弱いくせに大好き。これ、やらせではなく、よっぱらってお化けのようにしか歩けません。いつもこうです。皆さんにお知らせします。この後も、いつも通り寝てました。




<本日のコラム>−−−−−−−−−−−−−−−

・フルート・コミュニケーション Vol.125


■楽器別性格診断?■

 上記タイトルのように、楽器別の奏者の性格の違いを唱える人もいて、本まで出版しちゃったりしている。そこまで断定するのは、ちょっと、あれ、だと思うのだが、まあ、血液型による性格診断みたいなものですな。血液型の場合は、結果ではなく、その結果までに到る思考回路に血液型ごとの共通点があるように感じる。こちらの方が、余程信頼性が持てるというものだ。

 話を戻して。本日のゲスト、亜希さんの演奏する楽器オーボエは大変に手間のかかる楽器だ。第一、音を出すための重要なパーツであるリードを自分で削り作らなくちゃならない。フルートで言えば、毎日頭部管を削っているようなものだ。そんなことやってられん、すげー楽器なんだよ、ダブルリードって。だから、ダブルリードの楽器の奏者は神経質、などと超短絡的に診断する輩がいてうんざりしたりもする。あ、確かに、フルートよりは断然神経が細やかですぞ。じゃあ、件の楽器診断は合っているじゃん、と思ったアナタ、甘い。神経質な人がオーボエを選んだのではなくて、楽器に携わっていくうちに神経を細やかに使う術を知った、なのだよ、きっとね。ずぼらな人だって社会に出れば配慮ぐらいするでしょ、そこのアナタ!

 木の楽器は気を使う。馴染むまでの間は特に冬など割れないように細心の注意を払う。フルートなんてほったらかしでも大丈夫。やっぱり最初から人間の出来が違うのかも!(フルートで良かったあ)。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


●演奏会へ向けてどうやって練習しているかというと・・・ミニヨンVol.125(Fl,Ob,Pf):その3

ミニヨンVol.125フルートとオーボエ_07

練習場所の音大。国立音楽大学本館前の並木です。公園と呼べるくらいステキです。

ミニヨンVol.125フルートとオーボエ_08

休憩中の一コマ。音楽のこと、何でも色々、話は尽きません。
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