画像を、単なる記録として残すのならトリミングの必要はあまりないだろう。必要ないというより、そのままの方が良い場合が多々ある。しかし、少しでも「作品」(あくまでも自己満足の範囲ですよ)という意味合いを込めるのなら、多少の修正は有効だ。
デジカメ画像は、基本的には(メモリカードから直接印刷するのでなければ)一旦PCに取り込む。取り込んだ画像は様々なレタッチソフトや現像ソフトと呼ばれるもので様々な設定や修正が可能で、多少の失敗をカバーしてくれる。もっとも、銀塩だって現像する段階で増感できるのだから同じだ、という意見もあろうかと思う。このblogに掲載の画像は、不必要な部分をカットするトリミングを行うことはあるが、コントラスト等の修正は、それが目的でなければ
行っていない。無修正でいいなア、と思えるような絵を目指している。そのような画像が撮れて初めて修正が威力を発揮すると思うからだ。(そういう意味において、このblogは私の練習帳みたいなところがある。ご覧下さる皆様、お付き合い下さいまして本当にありがとうございます)
自分の気に入った絵を残すために、カメラが作り出した画像を損なわない程度に(というか、そのままが基本)、と考えるか、修正も基本と考えるか、悩むことがある。修正が必要と感じたとしても、それがありのままであるとも感じられるとき、悩む。空は青い、誰しもそう思っているが、実際には白っぽかったり、晴れていても灰色だったりする。しかし、コントラストや色々色々いじるとそれこそ真っ青になり、とても空らしくなる。モラルみたいなものだと感じることもあるが、最終的には好みと考え・哲学みたいなものであろう。悩むよなあ。。。結果的に不自然さが感じられなければそれで良いのだとは思うのだが、素晴らしい作品を残している諸先輩方はどのようにお考えなのかメチャクチャ興味がある。私がいじると、わざとらしい絵になってしまうんだよなあ。
本日の画像は、その「わざとらしい」2枚。
何なのかお分かりでしょうか?