【日 時】2017年5月30日(火) 19:30開演(18:30開店)
【会 場】吉祥寺:Strings (武蔵野市吉祥寺本町2-12-13-B1F)
【料 金】¥3,000(+ご飲食代)
【出 演】1st set (クラシック):上坂 学(Fl.)、近藤 盟子(Pf.)
2nd set (ブラジル音楽):今井 亮太郎(Pf.)、 川満 直哉(Fl.)
※入替制ではありません。どちらもお楽しみいただけます。
【フライヤー】こちらより拡大画像をご覧頂けます
1月に開催した第1回が好評で再演の第2回目、今回もとても好評で雰囲気良く今後シリーズ化しそうな気配です\(^O^)/
お客様にクライスの公式カメラマン・折居さんもいらっしゃって写真を撮って頂きましたので、その画像が届きましたら追加更新する予定です。
<本日のゲネプロ>
4ヶ月ぶりのStringsですが、他の方のライヴも聞きに来ていますのでもう慣れ親しんだ感じ満載です。
リハーサル。
今回はクロスオーバーも増えて楽しい企画になりました。私もブラジル音楽の2nd.セクションで3曲演奏する予定なんです。亮太郎さんの、私が大好きな曲を合わせ中です。
<本日の1st.set>
開演しました。前半1st.はクラシックです。
プログラムは以下の通りです。
<フルートとピアノ〜ロマンティック・クラシッック>
1)ペッテション=ベリエル:フレースエーの教会にて(スエーデン・フレースエー島)
2)ポンセ:エストレリータ
3)サン=サーンス:ロマンス
4)フォーレ:コンクール用小品
5)リムスキー=コルサコフ:「シェエラザード」より、若き王子と王女
6)シューマン:3つのロマンスより、第2曲
7)セヴラック:「休暇の日々から」第1集より、ロマンティックなワルツ(ピアノ独奏)
8)林 光:古いてがみ(ピアノ、4手連弾)
*演奏:今井 亮太郎、近藤 盟子
9)バッハ:シチリアーノ(ソナタ変ホ長調 BWV.1031より第2楽章)
*演奏:川満 直哉(フルート)、上坂 学(ピアノ)
10)ピアソラ:タンゴの歴史より、Cafe1930
<アンコール>
11)ピアソラ:タンゴの歴史より、Bordel1900
でした。
今回は「ロマンティック・クラシック」と題し、愁いのある作品を選曲しました。どれもゆっくりで、繊細で、美しくうっとりさせる作品ばかりです。アンコール以外、フルートの曲は全てピアニッシモで終わるという過酷さ(笑)。でも「綺麗、親しみやすい」と好評だったのは嬉しかったです。
7曲目はピアノのソロで可愛いらしいワルツです。
私も初めて知る曲でしたが、親しみがあって良い曲です。
この後はクロスオーバーセクションです。
まずは亮太郎さんの連弾です。クラシックの私がコードだけの自由に吹くという事が苦手なのと同様、「譜面通りに弾く」事への難しさを感じていたようです。しかし、さすがプロ!リハーサルではちょっぴり弾きにくそうだった部分も本番では完璧に、しかも、音楽でリードしていました。目を閉じて瞑想するようないつものスタイルで弾ききっていました。
お次は川満さんでバッハです。
「繰り返して全体を2回演奏して下さい、2回目は自由に」という私に「2回演奏する音源見当たらないんですけど、1回でイイですか?」と返事が来たので「2回演奏して下さい。2回目はブラジル風に何でもやって!!」と(川満さん的には)無茶振りと感じたかも知れませんが、本番では拍手大喝采。ほ〜ぅら、ヨカッタでしょ?と<内心>自慢気だったのはここだけの話しです( ̄。 ̄;)。
ピアソラで締めくくってたくさんの拍手を頂きました。
ありがとうございました。
<本日の2nd.set>
演奏された曲目は以下の通りです。
1. Samba de Verão 〜サマー・サンバ〜 (Marcos Valle)
2. Você Vai Ver 〜今に分かるさ〜 (Antonio Carlos Jobim)
3. Olha pro Céu 〜空を見上げて〜 (Antonio Carlos Jobim)
4. Nós e o Mar 〜二人と海〜 (Roberto Menescal)
5. A Lira 〜ア・リラ〜 (今井亮太郎)
6. 藍の葉 〜Folhas do Indigo〜 (今井亮太郎)
7. 星踊る夜に (今井亮太郎) feat. Fl./上坂学
8. Tea for Two 〜二人でお茶を〜 (Vincent Youmans) feat. Fl./川満直哉&上坂学, Pf./近藤盟子
9. Garota de Ipanema 〜イパネマの娘〜 (Antinio Carlos Jobim) feat. Fl./上坂学・満島貴子・川満直哉
10. Samba de Uma Nota Só 〜ワンノート・サンバ〜 (Antonio Carlos Jobim) feat. Fl./上坂学・満島貴子・川満直哉
Encore
・Samba da Manta 〜マンタのサンバ〜 (川満直哉)
どんな曲でも聴衆をぐいぐいと引っ張り盛り上げる求心力はさすがの一言ですね。超絶インプロでも大いに盛り上がりました。名曲サマー・サンバにはじまり亮太郎さんのオリジナル、そして川満さんの素敵なオリジナルで会場は大いに沸きましたよ。
クロスオーバーで参加した「星踊る夜に」は吹いてみたかった曲でしたの私自身大いに感動してしまいました。譜面は初見でも吹ける簡単な音の並びなのですが、音楽の方向性や雰囲気はクラシックとは全然違います。ですが、クラシックの私が今の状態でどう頑張ってもブラジル音楽になるとは思えず、しかし、どれだけ近づけるか勉強のつもり100%で合わせて頂きました。亮太郎さんの、不慣れな私に寄り添うような伴奏がとても優しく嬉しかったです。これからも何度でも吹きたい素敵な作品です。
そして「Tea for Two」。鬼アレンジャー・近藤盟子炸裂、2nd.を吹く私のパートに鬼パッセージが。1st.を吹いた川満さんは自在なインプロで会場は拍手喝采です。
続いて会場に来ていた貴子ちゃんを交えての2曲の名曲、「イパネマの娘」と「ワンノート・サンバ」です。イパネマではインプロは他の2人にお任せ。。。ワンノートはあれこれ調べたりして譜面に書いてなんとか凌ぎました。突っ込みどころ満載だったと思いますがお許しを(;´Д`) でも、凄く楽しかったなあ!またやりたい。飛び入りの貴子ちゃんも楽しいと言ってくれましたよ。
大いに盛り上がって終演です。
出演者記念撮影。
亮太郎さん、アルトフルートで「上坂持ち」\(^O^)/
打ち上げのStringsのピザ、そしてビールの旨かった事!
お越し下さった皆さんありがとうございました。
また会場でお目にかかりましょう!
クラシックとボサノヴァのプリフィックススタイル
ルビンの壺の様に、見る角度によって違って聞こえる音楽。伝統的なバッハの演奏にボサノヴァのエッセンスを加えたり、他の作曲家から見たバッハも。
当日は雨の季節、ジョビンの雨に乗せてショパンの雨も。彩り華やかなフルート2本とピアノの饗宴をお楽しみ下さい!
*開催日時:2017.6月24日(土) 19:00開演(18:30開場)
*会 場:名曲喫茶・カデンツァ
東京都文京区本郷7−2−2本郷ビル地下1階
03−5844−6807
都営大江戸線『本郷3丁目』5番出口徒歩3分
東京メトロ丸の内線『本郷3丁目』徒歩4分
*出 演:フルート・上坂 学、泉 あや ピアノ・近藤 盟子
*入場料:3,000円(1ドリンク込み)
*Facebookイベントページ
*フライヤーの拡大表示(両面)