【日 時】2017年1月17日(火) 19:30開演(18:30開店)
【会 場】吉祥寺:Strings (武蔵野市吉祥寺本町2-12-13-B1F)
【料 金】¥3,000(+ご飲食代)
【出 演】
・1st set (クラシック):上坂 学(Fl.)、近藤 盟子(Pf.)
・2nd set (ブラジル音楽):今井 亮太郎(Pf.)、 川満 直哉(Fl.)
※入替制ではありません。どちらもお楽しみいただけます。
【フライヤー】こちらより拡大画像をご覧頂けます
【演奏会後記】川満さんのブログです
<以下Facebookのイベントページより転載>
クラシックのフルート奏者でありながらポピュラー音楽にもオープンマインドで接してくださる大先輩の上坂学さんとのコラボ企画。前半は上坂さんと近藤盟子さんによる華麗なクラシックを、後半はグルーヴ感溢れる演奏で大人気のブラジル音楽専業ピアニスト・今井亮太郎さんと僕でボサノヴァやサンバやオリジナルを演奏します。
フルーティストは相互にクロスオーバー出演予定。川満が目を白黒させながらクラシックの譜面を追う姿を東京で見られる機会は滅多にありませんよ!!(>_<) 逆に上坂さんには僕からささやかな宿題(!?)をお出ししておきますので、巨匠がブラジル音楽の世界にどう斬り込むのか、そちらもどうぞお楽しみに♪^^
ということで、本番の日となりました。

クラシックとブラジル音楽を一夜で楽しもうという新しい企画です。クラシックの共演はいつもの近藤さん、ブラジル音楽はフルート川満さん、ピアノ今井さんの両巨匠です。

このような会場で演奏するのはとても久しぶりです。私は自分の楽器ですが、ピアノは初めて触るピアノなので入念にリハーサルをしております。

開店時間になりお客様がぼちぼちといらっしゃいます。演奏が始まる1時間前に開演なので、演奏が始まるまで飲んだり食べたり楽しんで頂けます。始まりからクラシックのコンサートとは違いますね。

前半はクラシックで。後半のブラジル音楽ではフルートもピアノもPAを通しますが、我々クラシックはMCのみマイクを使い演奏はいつも通りの生音です。前半1st.setのプログラムは以下の通りでした。
01) 歌劇「皇帝サルタンの物語」より、熊蜂の飛行 (N.A.Rimsky-Korsakov)
02) ソナタ ホ長調 BWV.1035より、第1楽章 (J.S.Bach)
03) ソナタ 変ホ長調 BWv.1031より、第2楽章 シチリアーノ (C.P.E.Bach)
04) シチリアーノ Op.78 (G.Faure)
05) ソナタ ハ長調 KV.14より、第1楽章 (W.A.Mozart)
06) ノクターン Op.9-2 (F.F. Chopin) ※ピアノ独奏
07) 愛の挨拶 (Sir E.W.Elgar) w/川満直哉
08) 美しきロズマリーン (F.Kreisler)
09) フルートとジャズピアノの為の第1組曲より、ジャワ風 (C.Bolling)
10) 3つの前奏曲より、第1番 (G.Gershwin) ※ピアノ独奏
11) ワルツ (B.L.P.Godard)
12) アレグレット (B.L.P.Godard、アンコール)
ブラジル音楽のファンで日頃クラシックを聴かれないお客様もいらっしゃいますので、聞いたことがあるぞ、という有名な曲や初めて聞いても親しみが湧くようなプログラムとしました。また、ボランのジャワ風の様な堅苦しくなくちょっとポピュラーっぽい曲も演奏、好評でしたよ。そして、07)の川満さんとのアンサンブルも盛り上がりましたね〜。ブラジル、ポップス、ジャズ、フュージョンなど多才にこなす川満さんのクラシック、良かったなあ。

ピアノのソロは有名なショパンと、ジャズのテイストが盛り込まれたガーシュインでした。

後半2nd.setのブラジル音楽が始まりました。プログラムは以下の通りでした。
01) Samba do Aviao / ジェット機のサンバ (A.C.Jobim)
02) Garota de Ipanema / イパネマの娘 (A.C.Jobim)
03) Olha pro Ceu / 空を見上げて (A.C. Jobim)
04) Assanhado / 遊び人 (Jacob do Bandolim)
05) スカイブルーの肖像 (今井亮太郎)
06) Samba da Manta / マンタのサンバ (川満直哉)
07) Bebe / 赤ん坊 (H.Pascoal)
08) Tico-tico no Fuba / 餌場の小鳥たち (Zequinha de Abreu) w/上坂学
分かりやすいお話しと共に流れるような音楽が部屋を満たしていきます。私は演奏が終わったのでビールにバーボンにとライブを満喫。いいなあ、こういうの。ソロイスツでも最初に飲み物サーブしてみようかなあ。

い〜気分になったところで、そうだ、そうだった、最後にチコチコ共演するんだった、と、真っ赤な顔で吹きました(笑)。

終演後に記念撮影〜。ピアノの亮太郎さんが「フルート上坂持ちしたい」という嬉しいリクエストがありましたのでお願いすることに。小指を胴体の下に回し肩に担ぐのがコツです(*^_^*)

久しぶりに会うことが出来た生徒のかのこちゃん(中央)と。
みなさん、ありがとう。とっても楽しい夜でした。

お客さんも帰られて賄いのピザなどを。またやりたいね、などと和やかに。いや〜、楽しかったし、違う音楽界の交流になってとても有意義だと思いました。この企画を是非邁進させたいです。

昨日は亮太郎さんの誕生日と言うことで、2nd.setでバースデーケーキのサプライズがありました。そのお裾分けも。飲んで食べてデザート付き。サイコー\(^O^)/
◆「クライス・フルート・ソロイスツ」サロンコンサートVol.214
<ヴィルトゥオーゾな響き〜楽聖・ベートーヴェンとフルートのベートーヴェン・クーラウ>
◆公演日:2017.3月24日(金)7:00p.m. 開演(6:30p.m.開場)
◆出 演:Fl.上坂 学、大前 翔子
◆会 場:スペース・Do(東京都新宿区、JR新大久保駅・JR大久保駅近く)
◆お話し:大竹 亮
◆入場料:一般(大学生以上)¥2,500− 学生(高校生以下)¥1,500−
(未就学児の入場はご遠慮下さい)
◆フライヤー(チラシ)拡大画像
次回ソロイスツは2本のフルートで、つまり、たった2つの音で1曲30分を超える大作に挑みます。その表現力や音の広がりに注目下さい!
●ベートーヴェン:2本のフルートの為のソナタ ハ長調 Op.2-3(2Fl、原曲:ピアノソナタ)
−−−Tea Time(ワイン、ジュースのサービスがあります)−−−
●クーラウ:2本のフルートの為の協奏的大二重奏曲 イ長調 Op.87-1(2Fl)

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