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[クライス・フルート・ソロイスツ] ソロイスツVol.213「ザ・トリオIII」演奏会後記
「クライス・フルート・ソロイスツ」サロンコンサートVol.213
<ザ・トリオIII>


◆公演日:2017.1月9日(月・祝)2:30p.m. 開演(2:00p.m.開場)


◆出 演:Fl.上坂 学大前 翔子平野 景子 Pf.近藤 盟子
◆会 場:スペース・Do(東京都新宿区、JR新大久保駅・JR大久保駅近く)
◆お話し:大竹 亮
◆入場料:一般(大学生以上)¥2,500− 学生(高校生以下)¥1,500−
(未就学児の入場はご遠慮下さい)
フライヤー(チラシ)拡大画像

本日公演ソロイスツVol.213はお馴染み平野景子さんをお迎えしてトリオの特集でした。ピアノ伴奏(通奏低音)付きで2曲のバロックを、そしてピアノ無しのフルート三重奏で新しい響きをお楽しみ頂きました。そのご報告です。


<本日のゲネプロ>−−−−−−−−−−−−−−−

ソロイスツVol.213

今日は珍しくマチネー、時間に少しだけ余裕があるのと、プログラムの構成が分かりやすくいつもよりちょっとだけ余裕のある3人です。とは言っても前半のケクランがとても難しく一番時間を割きました。さあ、本番行きますよーーー!


<本日の前半>−−−−−−−−−−−−−−−

ソロイスツVol.213

前半はいつものように全員でお話しです。それぞれの曲を演奏するに当たっての苦労話などなど。そんなコト思っていたの?ときう暴露もあって(;゜ロ゜)盛り上がりましたよ。

ソロイスツVol.213

前半はフランス音楽、1曲目はボワモルティエのトリオ。ピアノ(通奏低音)付きです。

ソロイスツVol.213

2曲目はケクランのトリオ、ピアノ無しです。小節線はかろうじてあるだけ、拍子はありません。その時々の音符が単位になります。拍子を書けばとても煩雑に変化する音楽です。


<本日の後半>−−−−−−−−−−−−−−−

ソロイスツVol.213

後半は私がお話しを。フランス音楽とドイツ音楽の違いなど。

ソロイスツVol.213

1曲目はピアノ無しのカルク=エラート、美しすぎる室内楽です。

ソロイスツVol.213

そして最後は華やかにテレマンです。


● ボワモルティエ:Joseph Bodin de Boismortier
(1689.12.23.フランス、テイオンヴィル〜1755.10.28.ロワシー・アンメブリ(パリの東)[66歳])
−3Fl又はVlnと通奏低音のための6つのソナタ Op.34より、第1番 ト短調
(1731年パリで出版[42歳]、3Fl+Pf)
I.Adagio 4/4 II.Presto 2/4 III.Adagio 4/4 IV.Allegro 3/8

音楽史上初めて貴族などの庇護を持たない音楽家です。つまり、パトロン無しに自分の音楽を出版し収入を得て生活が成り立っていたという珍しくも逞しい音楽家なのですね。作風はフランス・バロックらしく流麗で美しい。楽譜上はとてもシンプルなのですが、音を重ねていくと(ちょっと大袈裟に言えば)想像しなかった音楽が流れてくる、そんな作品です。音符は易しいのでアマチュアでも十分楽しむことが出来るでしょう。


● ケクラン:Charles  Koechlin
(1867.11.27.フランス、パリ〜1950.12.31コート・ダジュールのレイヨール・キャナデル・シュール・メール[83歳])
−ディヴェルティスマン Op.90(91) (1921-1924年作曲[54-7歳]、2Fl+AFl)
I.とても静かに II.Allegro quasi Andante(sans lenteur) 4/4
III.終曲:十分にはっきりと Allegro

フランスの作曲家、理論家、評論家です。楽器はたしなむ程度だったとか。パリ音楽院でマスネやフォーレに学び、後に師のフォーレやラヴェルと共に活躍しました。自由な作風で、調性はあるもののそれをあまり感じさせず、拍子も厳密に言えばあるのですが楽譜上はありません。その場所その場所のめまぐるしく変わる音符が単位(=拍子)となります。お互いのパートを熟知していなければアンサンブルが成り立たない難しさがありますが、聞いていると変化に富んでとても面白いと感じる作品です。



−−−−−−−−− Tea Time −−−−−−−−−



● カルク=エラート:Sigfrid Karg-Elert
(1877.11.21.ドイツ、オーベンドルフ・アム・ネッカー〜1933.4.9.ライプツイヒ[55歳])
−三重奏 ニ短調 Op.49.No.1(1905年ライプツィヒで出版[28歳])
(原曲:Ob.Cla.Ehのための三重奏曲 ニ短調 Op.49.No.1、2Fl+AFl)
I.Intriduction : 静かに、重々しく 4/4
II.Double Fugue : 落ち着いて 3/8
III.Sarabande : 十分にゆっくりと 3/8
IV.Rigaudon and Musette : 活気を持って 2/2

名前の表記が「カルク=エラート」「カルク=エーレルト」「カーク=エラート」と定まらない作曲家です。我々笛吹きにはソナタ:アパッショナータが有名ですが、エラートの作風は攻撃的なアパッショナータよりも、このトリオのようにひたすら美しい響きを持つ作品が本来のような気がします。極めてゆったりとした、しかし流動的な音楽は、運指は簡単ですが音楽作りが極めて高度で難しく、何度でも再演したくなる作品です。とてもお勧め出来るアンサンブルです。


● テレマン:Georg Philipp Telemann
(1681.3.14.ドイツ、マクデブルク〜1767.6.25.ハンブルク[86歳])
−ターフェル・ムジーク第2集より、第4曲:四重奏曲 ニ短調 TWV43:d1
(原曲:2Fl,Rec,BCC、1733年作曲[52歳]、3Fl+Pf)
I.Andante  4/4 II.Vivace 3/4 III.Largo 6/8 IV.Allegro 4/4

ドイツ後期バロックのスター、テレマンの代表作の一つです。3本のフルートのアンサンブルと言えば、まずこの四重奏がリストアップされるでしょう。オリジナルの編成だけでは無く本日のように3本のフルートでも、フルート、ヴァイオリン、オーボエでも、1つをファゴットでも素敵な金字塔的室内楽曲です。


アンコールは、ルロイ・アンダーソン:笛吹きの休日(トランペット吹きの休日)でした。


次回公演は、2017年3月24日(、7:00p.m.開演)公演「ヴィルトゥオーゾな響き〜楽聖ベートーヴェンとフルートのベートーヴェン・クーラウ」です。たった2本のフルートで30分を超える大作2曲に挑みます。どうぞお越し下さいますよう心よりお待ち申し上げます。



<本日のTea Timeなどなど>−−−−−−−−−−−−−−−

ソロイスツVol.213

終演後、来て下さったお客さんと。

ソロイスツVol.213

こちらでは記念撮影も。
奏者と聴衆一体で楽しむコンサートです。


フルート・コミュニケーション Vol.213

明けましておめでとうございます

ソロイスツVol.213 本年もどうぞ宜しくお願い致します。

今年はホールの予約が思うに任せず、本日の公演を入れて5公演しか開催できずとても寂しく思っています。ここスペースDoは今や大人気ホールなんですね。少ない分別会場で新たな企画が出来ないかと作戦を練っています。いずれ近いうちにお知らせできると思いますが、今年も恐れずに新たなチャレンジを行っていきたいと思っています。

さて、昨年末は間際までばたばたしてしまい、例年通り大掃除も中途半端、レッスン室の楽譜を整理したのはソロイスツの練習初日である5日の早朝5時でした。今年もドタバタが続きそうです。嫌だなあ(笑)。

それでも、ちょっとだけですがお節を作りました。作ったと言っても酢蛸、数の子、海老の3品だけです。後はお刺身や黒豆などを買ってきて津軽塗りの盆に飾るだけ。海老は上手く出来ましたし、数の子の塩抜きと味付けも旨旨に出来ました。こちらは掃除と違って元旦からシアワセ気分、今年も旨旨追求は怠らないのは間違いなさそうです。美味しいものを食べていればシアワセですから、良しとしましょう!
(ま)


<本日の打ち上げ>−−−−−−−−−−−−−−−

ソロイスツVol.213

分かりやすいプログラムでしたが、大変だった!もう、これを待っていたのよ、ビールビールビール!乾杯!!



 
〜〜〜 お知らせ 〜〜〜



「クライス・フルート・ソロイスツ」サロンコンサートVol.214
<ヴィルトゥオーゾな響き〜楽聖・ベートーヴェンとフルートのベートーヴェン・クーラウ>


◆公演日:2017.3月24日(金)7:00p.m. 開演(6:30p.m.開場)


◆出 演:Fl.上坂 学大前 翔子
◆会 場:スペース・Do(東京都新宿区、JR新大久保駅・JR大久保駅近く)
◆お話し:大竹 亮
◆入場料:一般(大学生以上)¥2,500− 学生(高校生以下)¥1,500−
(未就学児の入場はご遠慮下さい)
フライヤー(チラシ)拡大画像

次回ソロイスツは2本のフルートで、つまり、たった2つの音で1曲30分を超える大作に挑みます。その表現力や音の広がりに注目下さい!

●ベートーヴェン:2本のフルートの為のソナタ ハ長調 Op.2-3(2Fl、原曲:ピアノソナタ) 

−−−Tea Time(ワイン、ジュースのサービスがあります)−−−

●クーラウ:2本のフルートの為の協奏的大二重奏曲 イ長調 Op.87-1(2Fl)


Do213-215

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