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[クライス・フルート・ソロイスツ] Vol.209「新三大B〜其の一」演奏会後記

「クライス・フルート・ソロイスツ」サロンコンサートVol.209
<新三大B〜其の一>

◆公演日:2016.6月11日(土)7:00p.m. 開演(6:30p.m.開場)
◆出 演:Fl.上坂 学大前 翔子 Pf.近藤 盟子
◆会 場:スペース・Do(東京都新宿区、JR新大久保駅・JR大久保駅近く)
◆お話し:上坂 学
◆入場料:一般(大学生以上)¥2,000− 学生(高校生以下)¥1,500−
(未就学児の入場はご遠慮下さい)
フライヤー(チラシ)拡大画像(モバイル用QRコードあります)

3大Bはバッハ、ベートーヴェン、ブラームスだけにあらず!
新企画「フルート界の3大B」、その第1弾のご報告です。


*公式カメラマンからの画像が届きましたら追加更新致します。


<本日のゲネプロ>−−−−−−−−−−−−−−−



会場入りし、さっそくゲネプロ開始です。今回はそれぞれのソロを中心にチェックしました。



合わせは巧くいきましたよ、さあ本番です。



<本日の開演>−−−−−−−−−−−−−−−
 
Do209

今日は解説の大竹さんがお休みなので、私がお話しを。

Do209

 

1曲目はベームのアンサンブル。翔子ちゃんはアルトフルート担当です。

 

Do209
そして私のバートン。


<本日のティータイム>−−−−−−−−−−−−−−−



休憩中は皆さんと和やかにお話しする時間です。今日は盛り上がって記念撮影!
サービスのワインがいつもはスクリューなのに今日に限ってなぜかコルク、途方に暮れていたらソムリエナイフを持っていたお客様出現!奇跡だ〜!!


<本日の後半>−−−−−−−−−−−−−−−



後半1曲目は翔子ちゃんでベームの名作・グランドポロネーズでした。
 
Do209
 
最後はブリッチャルディのデュオ、ベーム同様「音楽の夜会:ラ・セレナータ」による華麗な音楽です。




本日のプログラムは以下の通りです。

●ベーム:Theobald Boehm
(1794.4.9.ドイツ、ミュンヘン〜1881.11.25.同地[87歳])

   −ロッシーニとウェーバーによる4つの小品(Fl+AFl+PF)

ロッシーニ「音楽の夜会から2つの二重唱曲」より
(ソプラノとテナー、1835年作曲)
第10曲:魚釣り(La Pesca)
第11曲:セレナータ(La Serenata)

ウェーバー「6つの易しい小品 Op.3(4手連弾)」より、
第1曲:ソナチネ(Sonatina)
第2曲:ロマンス(Romance)

現代フルートはその名も「ベーム式フルート」と呼ばれています。そのメカニズムの基礎を作ったベームはフルートに最も縁の深いヴィルトゥオーゾと言えるでしょう。演奏家として名を馳せるだけでは無く楽器の改良にも余念がありませんでした。また、創作活動にも力を注ぎ、後半演奏する代表曲・グランドポロネーズや、この二重奏のようにアレンジもたくさん手がけていたようです。

ロッシーニの「音楽の夜会」という声楽曲は当時から有名だったようでリストや20世紀イギリスの巨匠ブリテンもアレンジをしています。また、ロッシーニの原曲はピアノの4手連弾ですが、その愛らしい響きはフルートで演奏してもとても素敵な響きを楽しめる名曲です。フルートとアルトフルート用のアレンジですが、多少のオクターブ操作をすれば2本のフルートでも自然な美しい響きが得られます。是非チャレンジしてみて下さいね!


●バートン:Eldin Burton
(1913. アメリカ、ジョージア州フィッツジェラルド-1979[66歳])

   −ソナチネ(1948年作曲[35歳]、Fl+Pf、上坂)
I.Allegretto granzioso 3/4 - 4/4 - 3/2
II.Andantino Sognando 4/4 - 2/4
III.Allegro giocoso quasi fandango 6/8

ピアニストとしても活躍していた作曲家バートンが、ニューヨーク・フルート・クラブの作曲コンテストに応募し入賞した作品です。ヨーロッパ音楽の影響が強く感じられ、1楽章は近代フランス、3楽章はスペインの音楽です。特に3楽章のファンダンゴは鮮烈で息つく暇も無く音楽が畳み掛けて来ます。1楽章と2楽章の美しさは特筆すべきでな素敵なソナタです。



−−− Tea Time (ワイン、ジュースのサービスがあります)−−−



●ベーム:Theobald Boehm
(1794.4.9.ドイツ、ミュンヘン〜1881.11.25.同地[87歳])

   −グランド・ポロネーズOp.16(Fl+Pf、大前)

ベームと言えばこの曲と言われる名作です。優雅な前奏に続きテクニカルなポロネーズが演奏されます。聞いていればとても優雅に聞こえる作品ですが、そのためにフルーティストは必死で演奏し大汗をかいているのです。そんな難曲をベームは「ベーム式」が確立する前の旧式の楽器で吹いていたのですから、そのテクニシャンぶりが分かろうというものです。


●ブリッチャルディ:Giulio Briccialdi
(1818.3.2.イタリア、テルニ〜1881.12.17.フィレンツェ[63歳])

   −ロッシーニ「音楽の夜会」による小二重奏曲 Op.49(2Fl+Pf)

1曲目のベームのアレンジでも取り上げられている「音楽の夜会」の中のセレナータを主題に作曲されています。ブリッチャルディは「シ♭(ラ♯)」の運指を左手親指だけで演奏できるように楽器を改良しました。そのキーの名は「ブリッチャルディ・キー」と言います。ブリッチャルディ・キーは♭系の調で絶大な威力を発揮しますが、なるほど、この二重奏曲も♭の調で書かれています。優雅で壮大な曲想に仕上げられており、フルートの良さを全て引き出している素敵な作品です。

アンコールもブリッチャルディ:セレナーデ(2Fl+Pf)でした。


次回公演は「バッハ一族の系譜〜無伴奏フルートの魅力」と題し、J.S.バッハの無伴奏フルートの為のパルティータ、C.P.E.バッハの無伴奏フルートの為のソナタ等、大バッハ、長男、次男、末っ子達の作品を取り上げます。ぞどうぞお楽しみに!!


<本日のアンケートから>−−−−−−−−−−−−−−−

・バートン・ソナチネの第三楽章は迫力があり圧倒されました。
どんな練習をすればそんな演奏が出来るようになるのか、と思ってしまいました。
・1曲目のベームとバートンは、良く響いていて素晴らしかったです。
・とても贅沢で至福の時でした。音色が言葉のように心に響きました。
・バートン素晴らしかったです。
また、ベームというとエチュードのイメージが強かったのですが、本日の演奏を聴いて、
この様な綺麗な曲もあるのだと言うことを体感できて嬉しかったです。
・バートン、フルートの音色がこんなにSexyだとは知りませんでした。
お話しもとても参考になりました。
・バートン、グランドポロネーズ、速いパッセージと情熱的な曲想が印象的でした。

皆さん、ありがとうございました。



<本日の終演後>−−−−−−−−−−−−−−−



記念撮影をして、さあ、打ち上げへGo!



<本日のコラム>−−−−−−−−−−−−−−−

フルート・コミュニケーション Vol.209

ファンダンゴ


 ファンダンゴ、今宵演奏するバートンの第3楽章は、この舞曲の要素を取り入れた時として激しい音楽だ。短いとは言え数分の間興奮しっ放し。演奏中は楽しくて我を忘れているのだが、終わったあとガクッとね(笑)

ファンダンゴとはスペイン由来の舞曲で、主にフラメンコの中で男女ペアで踊られてきた(左記画像)。フラメンコとは一種の変拍子(曲の途中で拍子が変わる)で、

 

123-123-12-12-12

と2つの3拍子が3つの2拍子と変化する。楽譜上は改めて2拍子表示は無い。

また、バロック時代に「ヘミオーラ」というリズムがあって、これもフラメンコと全く同じ「2つの3拍子が3つの2拍子と変化する」リズムだ。フラメンコもヘミオーラも起源は同じなのではないかと思っている。

バートンのファンダンゴにもフラメンコのリズム(=ヘミオーラ)がたくさん出てくる。6/8拍子という1小節に3拍子が2つ入るリズムが、どこでフラメンコになるか、お楽しみに!
(ま)


<本日の打ち上げ>−−−−−−−−−−−−−−−



今日も本番ではのどからからになって待ち遠しかったなあ、これ(^^ゞ



気分は上々、楽しい時間。初めて聞きに来て下さったお客様も打ち上げに参加下さいましたよ(乾杯の画像は後日)。



海鮮を得意とする居酒屋らしくお刺身を。旬の鰹をたたきで、塩と生にんにくスライスで頂きます。これ、旨かったなあ。さっそく真似しよう。すだちがイイ味添えてました。


<本日のてくてく>−−−−−−−−−−−−−−−



暑かった今日も帰りは爽やか。いつもはタクシーで帰るのですが、今日は風を感じながらてくてく。あ〜、気持ちイイ!

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