◆公演日:2011.2月5日(土) 13:00 開演(プライベートレッスン:2/4、2/6)
◆出 演:Fl.上坂 学 Pf.近藤 盟子
◆講 師:上坂 学
◆会 場:ムラマツ リサイタルホール 新大阪
(新大阪駅下車、淀川区西宮原2-1-3ソーラ新大阪21ビル1F)
*全て 40D + EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS
さあ、今日はこの3日間のメイン、コンサートとQ&Aイベントです。
午前中に会場入りしゲネプロです。
会場は、素晴らしい音響の美しいホール、250席以上収容の「ムラマツ リサイタルホール 新大阪」です。
クライスのイベント用に、楽器等の荷物を置けるように1人で2席使用できるようレイアウトしてくれています。スバラシイ!これでゆったりとコンサートやQ&Aを楽しむことが出来ます。
今回使用したピアノは、かの大指揮者・フルトヴェングラーもこよなく愛したと言われるドイツのメーカー、ブリュートナー。暖かく柔らかい響きが美しい。
まずは、90分(休憩含む)のフルートリサイタルの開演です。
プログラムは全てリクエスト。大曲揃いで大変だあーーー!(笑)
●ルクレール:フルート協奏曲 Op.7-3より、第1楽章
●J.S.バッハ:フルートソナタ ハ長調 BWV.1033
●フォーレ:シチリアーノ
●グリーグ:組曲「ペールギュント」より、朝
●ゴーベール:バラード
--- Pause ---
●ジュナン:椿姫によるファンタジー
●シャミナード:コンチェルティーノ
●ピアソラ:ブエノスアイレスの冬
アンコールは、ペッテション=ベリエル:「フレースエーの花々」より、芝テニス。
いつ演奏しても大人気の美しい作品です。
たくさんの拍手を頂きありがとうございました。
ここでちょっと長め、30分の休憩を頂き後半のQ&Aに備えます。
さてさて、Q&Aの開演です。まずはクライスイベント、そして、私のメソードのメイン「驚くくらい楽に音が出せて、おまけに音程も良くなる当て方とアンブシュア、遠鳴りのする音の作り方、美しいビブラートを目指して」です。
本当はもっともっと楽に音は出せるものだということ、たいていの場合、それまでいかに無駄な力を入れて演奏してきたのかを体験して頂くのです。いつものことながら受講者の皆さんには驚いて頂きました(^-^)/
奏法は簡単なのですが、当て方にちょっとしたコツがあのです。
詳しくはイベントやプライベートレッスンで全てお話、伝授いたしますよ!
そして、「1人でも楽しく上達、独学者のためのピンポイントアドバイス」、「吹奏楽奏者のための日課練習ベスト3」、「スタッカートを征する者はフルートを征す」と、どれも知っておきたい魅力的な講習が続きます。
それぞれに受講者を募り、実際に指導を受けて頂きます。つまりは公開レッスンですね。受講してもしなくても参加費は同じですから、受講した方が断然お得!
客席でもさっそく実践してみます。
私は客席を回り、ワンポイントのアドバイス。
皆さんの熱心さ、熱気にはいつも感心させられます。
そのおかげで素晴らしいイベントになるのですね、感謝です。
Q&Aの次はお楽しみのセクション、フルート吹き比べです。
今回のラインナップは以下の通り。
1.EXモデル(頭部管銀製、他部分洋銀製銀メッキ)
2.GXモデル(頭部管・管体銀製、メカニズム洋銀製銀メッキ)
3.DSモデル(総銀製)
4.SRモデル(総銀製、トーンホール半田付け)
5.PTPモデル(総銀製、プラチナメッキ)
6.9Kモデル(頭部管・管体9K製、メカニズム銀製)
7.14Kモデル(頭部管・管体14K製、メカニズム銀製、トーンホール引き抜き)
8.14Kモデル SRタイプ(頭部管・管体14K製、メカニズム銀製、トーンホール半田付け)
上記のの楽器を、サンプル曲「ルーセル:「笛吹き達」より、IV.ドウ・ラ・ペジョディ氏」の演奏で比較していきます。どの楽器も個性があって素晴らしく、楽しいんです。だって、たくさんの楽器を吹き放題なんですからね!
今回の一番人気は総銀製のSRモデルでした。
そして、イベント参加者の楽器でも吹き比べ。
ムラマツ以外に、ブランネン、パウエル、サンキョウ、マスターズ、等々、全てと言っても過言ではないほどに集まりました。
吹き比べは楽器購入の参考になりますね。単体で聞いている気がつかないような差も、吹き比べると歴然とした差になって誰にでも分かります。面白いです。
そして最後に今回初めてのコーナー、ムラマツ大阪店・店長の丹下さんによる「フルートここだけの話」。楽器の歴史から材質まで、あまり知られていない話が聞けました。これで参加者の皆さんは店長とお知り合い、お店で何でも言って下さい!(^0^)
+ 内蔵ストロボ
全プログラム終演後は吹き比べで演奏した全てのモデルを自由に試奏。一番人気は総銀のSRでしたが、やはり14Kにも興味津々です。
そして、無料楽器診断。楽器の状態を調べて適切な対処方法をアドバイスするコーナーですが、大抵のことはその場で調整して頂けたようです。これはイイですねえ。アマチュアの皆さんは楽器のコンディションが悪くても気付かない場合もあるので、定期的に見てもらえるのは嬉しいことですね。
そして、
+ 580EX
打ち上げ!!
+ 580EX
ムラマツの店長(中央の男性)も来て乾杯!
フルート談義、まあ、何でもかんでも、楽しかったです。
ああ、お酒飲めるようになって本当にヨカッタ(笑)
(私、飲酒歴2年ちょっとです)
そして、大阪2次会の定番となる「お茶しばき」スタバへ。
みんなテンション高いぞ。
私、寝そうになりながらもまったりコーヒーを飲んでお開きとなりました。
みんな、ありがとう、また会いましょう!
(続く)