【スプリング・ソナタ】 Fl + Pf
◆公演日:2009.2月7日(土) 19:00 開演
◆出 演:Fl.上坂 学 Pf.近藤 盟子
◆お話し:大竹 亮
◆会 場:スペース・Do(東京都新宿区、JR新大久保駅・JR大久保駅近く)
*40D + EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS

ゲネプロ
*40D + EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS

お話しが始まって開演
*Sony DSC-R1

そして、演奏
*Sony DSC-R1 + 内蔵フラッシュ

休憩中。お客様と談笑。
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後半は私のお話で始まります
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プログラムは以下の通りです。
● ベートーヴェン:Ludwig van Beethoven
(1770.12.16ドイツ、ボン〜1827.3.26オーストリア、ウイーン[57歳])
−ソナタ 第5番 ヘ長調 Op.24「春」(Fl,Pf)
(原曲:ヴァイオリン・ソナタ、1801年作曲[30歳])
I.Allegro 4/4
II.Adagio molto espressivo 3/4
III.SCHERZO : Allegro molto 3/4
IV.RONDO : Allegro ma non troppo 2/2
−−−−−−−−− Tea Time −−−−−−−−−
● リリー・ブーランジェ:Marie-Juliette Olga Lili Boulanger
(1893.8.21フランス、パリ〜1918.3.15アルカション[24歳])
−春の朝 (Fl,Pf)
(1918年作曲[最晩年にあたる24歳] 没後1922年デュラン社から出版)
−Assez anime 3/4
● メンデルスゾーン:Felix Mendelssohn-Bartholdy
(1809.2.3ドイツ、ハンブルク〜1847.11.4 ライプツィヒ[38歳])
−春の歌(ピアノ独奏)
(無言歌 第30番 イ長調 Op.62-6) 1844年出版[35歳])
● ショッカー:Gary Schocker
(1959.10.18アメリカ、ペンシルヴァニア州イーストン〜ニューヨークまたはイーストン在住[現在49歳])
−FlとPfのための「スプリング・ソング」(Fl,Pf、1998年作曲[39歳])
I.Allegro amabike 4/4
II.Light and airy 6/8
III.Allegretto 4/4
IV.Andante affetuoso 12/8
V.Upbeat! 2/2
● ピアソラ:Astor Piazolla
(1921.3.11アルゼンチン、マル・デル・プラタ〜1992.7.4ブエノスアイレス[71歳])
−ブエノスアイレスの冬
(1970年作曲[49歳]、原曲:バンドネオン、Pf.Vl.CB.e-Guit.)
アンコールは、松任谷由実:春よ来い(近藤盟子・編曲、隠しテーマ:かあさんのうた)でした。
今回の演奏会の隠しテーマは「神童」。宮廷の歌手だった父親の英才教育に耐え才能を開花させたベートーヴェン、父親のスパルタは相当に嫌だったらしいですけど(体罰で難聴になったという説もあるくらい)、ご存じの通り素晴らしい音楽家になったわけです。父親のコネで生活のためにヴィオラを弾いていた時期もあったようですが、音楽で食えるのは幸せ、そうでしょう全国の音楽家の皆さん!!!ソナタ「春」は、気難しいと敬遠されがちなベートヴェンの作品の中でも、特に聴きやすく明るい作品だと思います。第3楽章の、一瞬アンサンブルがずれているの?と思わせる辺り、ベートーヴェンの本領発揮ですね。ラズモフスキーの様に嘲笑を浴びるほどではないですけどね!
今宵の神童一等賞は、何と言ってもリリー・ブーランジェでしょう。2歳で音楽の才能を発揮したそうですよ。どんな才能を発揮したのかは不明ですけど(この手の話しは往々にしてオーバーだ)。4歳で有名なピアニストになった姉のナディアにくっついてパリ音楽院の授業を聴講していたどうです。飽きずに授業を聞いていたのもスゴイですけど、そんな子供が学校に立ち入るのを大目に見ていた学校当局も偉いですね、日本の音大じゃ考えられません。このリリー、20歳でローマ大賞を一発合格。著名な音楽家が何度も受けてやっと合格するような難関を、20歳の小娘が一発合格。こりゃスゴイ。あのラヴェルでさえ5回受験して合格できず断念しているのですから。「春の朝」面白い曲ですよ、荒々しくて、一体フランスの春ってどんなの?と、春うららな日本人は考え込んでしまうのです。
お金も才能もあった羨ましい境遇にいたメンデルスゾーンは、音楽だけじゃなく絵画の才能もあったそうです。各地を旅行し、その印象を絵に描いて家族に送ったそうです。同じ音楽家ではありますが、絵を描けば全て抽象画、歌えば前衛24音音楽の私とは大違いです。「無言歌」というのはメンデルスゾーンの造語だそうですが、「言葉のない歌」って、なんてロマンティックなんでしょうね。イケてますね、フェリックス!カッコイイ。無言歌はライフワークとなっていました。
(たしか)10歳でジュリアス・ベーカーの講習会で天才ぶりを発揮したというショッカーは、写真を見ると相当にオヤジなんですが、まだ49歳。案外若い。そして、音楽はやっぱり天才肌。洒落ていて予測不可能。それでいてどこか懐かしい響き。おっされ〜、な笛吹き&作曲家ですね。
「スプリング・ソナタ」というタイトルなのにピアソラの「春」ではなく「冬」を演奏しました。暦は春でもまだ冬で浮かれなさんなよ、という純日本人的な感性での選曲です。ピアソラは、ピアニストとしてパリ留学中、リリー・ブーランジェの姉、ナディア・ブーランジェに師事しました。ナディアにタンゴを追求するよう諭され才能を開花したそうです。う〜ん、優秀な音楽家は人の才能を見抜くことも一流なんですよね。私もそうありたいです。曲は皆さんご存じ、アドレナリン噴出の最高にゴキゲンな曲であります。
次回公演は2009年3月21日(土曜日)、ソロイスツの新メンバー、沼崎麻里子さんの正式デビュー公演です。ヴィルトゥオーゾなトリオをお届けいたします。お楽しみに!
<本日のコラム>−−−−−−−−−−−−−−−
フルート・コミュニケーション Vol.146
■グルメな街■
それは、皆さんが今いるここ新大久保のことですよ!韓国料理から中華料理、タイ料理にチュニジア料理、とにかくどこも旨い!旨い!太りたければ新大久保に日参すればいい、簡単なことです。太りたい人がいるかどうかは疑問なんですけどね、とにかくグルメな街なんですよ。街を歩いていると日本語が聞こえない。ハングル、中国語が殆ど。見渡せば、日本人が一番少ない街、かも知れません。マーケットも韓国や中国の品が所狭しと積まれ、韓国の「辛ラーメン」とか、つい買いそうになってしまいます。辛いけどすごく旨いんですよ、インスタントのくせに!
飲食店、それは飲み屋から喫茶店、ファミレスに至るまで、店員さんは国際色豊かです。みんな日本語が上手で、すぐには気が付きませんけど、ちょっと話しているとイントネーションの不自然さで気付きます。先日見かけたバイト募集のチラシ。条件に「日本語で会話出来る方」とありますが、そりゃそうでしょうね、でも、これが読める人は会話に不自由しないんじゃないでしょうかね!
(ま)
<本日の打ち上げ>−−−−−−−−−−−−−−−
*Sony DSC-R1 + 内蔵フラッシュ

大いに楽しく!
*40D + EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS + 580EX

盛り上がりました!!
<本番へ向けてどうやって英気を養っているかというと、、>−−−−−−−−−−−−−−−
*40D + EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS

そりゃ、スイーツでしょう、決して肉摂取ではありません(笑)。
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