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[ソロイスツVol.137] グランド・クワルテット
◆「クライス・フルート・ソロイスツ」サロンコンサート Vol.137
  グランド・クワルテット 4Fl
◆公演日:2007.12月1日(土) 19:00 開演
◆出 演:Fl.上坂 学
       Flute Ensemble cielo(市川 直子、沼崎 麻里子、中村 聡子)
◆お話し:大竹 亮
◆会 場:スペース・Do(東京都新宿区、JR新大久保、または、JR大久保駅近く)

新生・シエロをゲストに迎えて、フルート四重奏を中心にプログラムを組みました。
お越し下さった皆様、お気軽にコメントお寄せ下さい。

*SONY R-1

前半1曲目、ベルトミュー

*KissDN + EF20mm F2.8

後半1曲目、cieloだけでワルキエ

*KissDN + EF20mm F2.8

前半のトーク

*KissDN + EF20mm F2.8

後半のトーク。いつも通り打ち合わせ無し(笑)

*KissDN + EF20mm F2.8

演奏を終えて

プログラムは以下の通りです。

●ベルトミュー:Marc Berthomieu
 (1906フランス〜1991[85歳])
  −フルート四重奏曲「アルカディ」(4Fl)
     I.羊飼い:Allegretto gracioso 4/4
     II.魔法の笛:Larghetto 3/4
     III.森の精:Allegro con spirito 6/8

●シャカリアン:Roupen Shakarian
 (1950エジプト、カイロでアメリカ人の両親の元に生まれる〜アメリカ在住[57歳]) 
  −フルート四重奏曲 (4Fl,1978年[28歳])
     I.プレリュード:Allegro-lagato 4/4
     II.シンプル・ソング:Andante 3/4
     III.ダンス:Allegro con brio 3/4(6/8,5/8)
     IV.夜:Free
     V.フィナーレ:Allegro(Presto) 3/8(5/8,3/4)

−−−−−−−−− Tea Time −−−−−−−−−

●ワルキエ:Eugene Walckiers
 (1793.7.22フランスAvesnes-sur-Helpe im franzosischen Flandern〜1866.9.1パリ)
  −協奏的大三重奏曲 F-dur Op.2 (cielo,3Fl)
     I.Allegro brillante 4/4
     II.Andante con troppo 2/4
     III.メヌエット:Allegro vivace 3/4
     IV.フィナーレ:Presto 2/4

●シュミット:Florent Schmitt
 (1870.9.28フランス、ロレーヌ県ブラモンBlamont〜1958.8.17ヌーイー=スュル=セーヌNewilly-sur-Saine[88歳])
  −4本のフルートのための四重奏曲 (4Fl,1944〜1949年[74-9歳])
     I.華麗に:3/2
     II.元気に、鋭く:2/4
     III.ゆっくりと: 3/4
     IV.活気をもって、しかし、急ぎすぎないで: 4/4

アンコールは、証城寺(しょうじょうじ)の狸囃子(3Fl,ciero)、ベルトミュー:組曲「エオリエンヌ」より第1曲「サルタレロ」でした。

本日のプログラムは、"定番"となりうる曲、しかし、まだあまり浸透していない選曲、というもの。とはいえ、近年のフルートアンサンブルの立役者とも言えるベルトミューに敬意を表し、氏の代表作を持ってきた。

ベルトミューのアルカディという四重奏、そりゃあ、もう、クーラウと並んでフルート四重奏の超定番曲だ。アンサンブルコンテストなどでもよく登場する人気曲。3楽章形式でコンパクトな作り、軽快で幻想的な秀作だ。演奏解釈においては自由度が大きいと感じる事も"秀作"たる所以だ。というのは、各楽章は独立しているように見えて、3楽章全曲通したときにどういう風に曲を構築できるか、に留意必要があり、つまり、テンポ設定や各楽章の基本的なダイナミックス(それで音色も決まる)を念頭に置く必要があるからだ。演奏者も常に同じ価値観を持っているわけではないし、会場の様子やお客さんによって演奏するときの気分も変わり、演奏スタイルは七変化する。これが生演奏の面白いところで良いところ。

自由奔放でいて伝統的な側面を持ち合わせているシャカリアンの四重奏は、音大生など一部の奏者を除き、一般的な認知度はまだまだ低い。決して技術的に困難な曲ではないのだが、解釈の自由度が広いため、そこがアマチュア奏者などにはかえって難解に感じるのかも知れない。自由なんだから、自由に演奏すれば良いんですよね。面白いファンファーレがあったり、レスピーギを聞いているような古い舞曲が出てきたかと思ったら、拍子もテンポ調も無い不気味で幻想的な楽章があったり、いや、ホントに面白い曲ですよ、マジで。演奏者の主張を全て受け止めてくれる素晴らしい作品です。彼は現在アメリカで指揮者として活躍しているようです(参照)。本日の4人の作曲家の中で、唯一フランス人ではありません。余談ですが、オケのメンバーに"Jolivet"という人が2人いるのは、特に意味はないけど、何だか面白いです。

後半1曲目、ワルキエのトリオは、cieloだけの演奏でお楽しみ頂いた。さすがテュルーの弟子だけあって、高度な伝統的技術を要求される秀作。おまけに長大だ。文字通り休み無く吹き続けなければならず、広い音域の跳躍、素速いパッセージ、変化するテンポと音楽、演奏には多大なエネルギーを要する。当時のフランスで一番人気だったという。演奏効果もあり、また、古典の(現代音楽ではないという意味)音楽と技術を磨くには最適な教材でもある。後の前衛的な音楽も、このような古典を基盤にしているんですからね。(注意:"古典派"という意味ではありません。現代に対しての"古典"という意味で、ワルキエはロマン派です)

最後に演奏したフローラン・シュミットは、吹奏楽の愛好家なら、ギャルドのために作曲された「ディオニソスの祭り」でその名を覚えていることと思います。ディオニソスは難解な曲だという印象がありましたが、それは私が未熟だったから。このフルート四重奏も、実に深遠な、そして伝統的な、変化に富んだ、素晴らしい作品です。是非楽譜を入手して演奏してみてください。コンクールにも適していると思います。

次回は新春1月26日、オーボエとファゴットをゲストに迎え、素敵なトリオをお楽しみ頂きます。どうぞお出かけ下さい。お待ちしています。


<本日のコラム>−−−−−−−−−−−−−−−

フルート・コミュニケーション Vol.137


■にゃんこ■

 cieloの3人は気持ち良く食べる。食料をどんどん提供したくなるほど食欲旺盛。昨日の最後の練習の後も、100%ビーフのハンバーグを美味しそうに平らげ準備万端だ。

 食欲といえば、地域ネコも食欲旺盛。まあ、いつメシにありつけるかわからない身なのだから、当然といえば当然か。前回の演奏会の後、家へ帰ってから緊急の買い物をしに夜中に出掛けた。そこで、コンビニに群がるネコたちを発見したのだ。コンビニの店主が優しい人で、賞味期限切れ近くのチキンやら総菜などをネコたちに与えていて、その時は10匹以上の地域ネコたちが集まっていた。これを逃す手はない!とばかりに、そのコンビニで魚肉ソーセージを買い、ネコたちを集めて夜中の撮影会。コンビニの明かりが絶妙なライティングとなってネコたちを照らす。私は這いつくばり激写。お陰でよい写真が撮れた。

 ネコといえば、cieloの直子も麻里子も飼っている。いいなあ。先日直子から「ネコが楽譜破ってしまったので貸してください」というメールが届いた。コラっ!ネコと楽しく遊んでいるなんて、それで楽譜破るなんて、許せーん!!!!!

(ま)


<本日の打ち上げ>−−−−−−−−−−−−−−−

*SONY R-1


*KissDN + EF20mm F2.8

海鮮サラダ

*KissDN + EF20mm F2.8

豚キムチ炒め

会場のDoのすぐ近くで大盛り上がり。
この店は、昼は定食屋として営業しているだけあって食いもんが旨い。特に豚肉を使った料理が得意らしく最高だった(画像以外に炒め物や鍋も)。揚げ物にとんかつがあったのは嬉しかった!


<本日の受付嬢>−−−−−−−−−−−−−−−

*KissDN + EF20mm F2.8


受付""という言葉に惹かれて座っているご婦人、約1名。。。


<本日の撮影会>−−−−−−−−−−−−−−−

*KissDN + EF20mm F2.8


ドレス姿の写真が少ないということで本番直前に(顔が疲れる前に、ね)撮影していたら、それに乗じて銀塩ポジ入り一眼レフのシャッターを切るbuggy。結果を楽しみにしていよう。


●[ソロイスツVol.137] 演奏会へ向けてどうやって練習しているかというと、、、その5

*KissDN + EF20mm F2.8


今日はホールで十分練習する時間があるので、早い午後新大久保駅前の喫茶店に集合。この喫茶店、古典的な店で、色気はないが座り心地のよい椅子、豊富なメニュー、盛りの良い食事、と我々にうってつけ(笑)。cieloの3人はオムハヤシを注文していたが、私はアラモードホットケーキという、3枚のパンケーキの上にフルートやら生クリームやら、アイスクリームまで乗っている豪華なスイーツ?を注文(参照)。結局、1枚食べただけでお腹一杯になり、残りの2枚は謹んでcieloの3人に進呈しました。しかし、この量は「喫茶店」という概念を大きく凌駕していますな。嬉しいですけど。

*KissDN + EF20mm F2.8


ゲネプロ。
四重奏3曲を練習した後に、cieloだけのワルキエを練習。彼女達は会場入りする前の午前中に大学で既に練習してきていますから、これで2回目の通しなワケです。直子、靴脱いでリキ入っています。さぞお疲れのことと、、、

*KissDN + EF20mm F2.8


放心する直子、ぐったりテーブルにうつ伏せになる麻里子。。。
(半ネタです)

*KissDN + EF20mm F2.8


ライティングも調整します。
通常のライトの他に、背景に青を入れて爽やかなライティングが完了です。

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