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[ソロイスツVol.135] フルート名曲集
◆「クライス・フルート・ソロイスツ」サロンコンサート Vol.135
  フルート名曲集 2Fl,Pf
◆公演日:2007.10月13日(土) 19:00 開演
◆出 演:Fl.上坂 学、斉藤 歩 Pf.近藤 盟子
◆お話し:大竹 亮
◆会 場:スペース・Do(東京都新宿区、JR新大久保、または、JR大久保駅近く)

新しい会場での第一弾、今日からソロイスツは生まれ変わります。
前回までの会場の喫茶店と違いDoは音楽ホールですから、音響、雰囲気共に音楽的です。その会場で今まで通りのフレンドリーな雰囲気での演奏会。とても良い感じでした。これからもこの路線で行きます。

*CANON EOS Kiss Digital N + EF20mm F2.8

ゲネプロ

*SONY DSC-R1

大竹さんのお話が始まりコンサートスタート

*NIKON D200 + Ai Nikkor 50mm F1.4

私も出て行ってトーク

*SONY DSC-R1

1曲目が始まりました

*SONY DSC-R1

今日はソロとデュオの名曲集です

*NIKON D200 + Tokina AT-X 124 PRO DX


プログラムは以下の通りです。

● カリヴォダ:Johann Wenzel Kalliwoda / Jan (Křtitel) Václav Kalivoda
 (1801.2.21チェコ、プラハ〜1866.12.3ドイツ、カールスルーエ[65歳])
  −サロンの小品 Op. 228 (Fl,Pf)
  (原曲:Ob,Pf、Modern edition published 2001)

● ドゥメルスマン:Jules Auguste Demersseman
 (1833.1.9 オランダ[現在は北フランス]、オンズコート
〜1866.12.1 フランス、パリ[33歳])
  ベルテレミュ:Felix Charles Berthelemy
 (1829〜1868、フランス?[39歳])
  −ドゥメルスマンとベルテルミーの共作:
   ロッシーニの歌劇「ウイリアム・テル」による華麗な二重奏曲(2Fl,Pf、原曲:Fl,Ob[E-Hrn],Pf)


−−−−−−−−− Tea Time −−−−−−−−−


● イベール:Jacques Francois Antoine Ibert
 (1890.8.15フランス、パリ〜1862.2.5パリ[71歳])
  −間奏曲(Fl,Pf、原曲:FlまたはVln,GuitまたはHrp)
  (バレエ[舞踊付き叙事詩]「遍歴の騎士」1935年[45歳]より)

● ベルリオーズ:Louis Hector Berlioz
(1803.12.11フランス、ラ・コート・サンタンドレ〜1869.3.8パリ[65歳])
  −若きイスマエル人の三重奏曲(その家の子供達の歓迎の音楽)
  (2Fl,Pf、1850-4年作曲[47-51歳]原曲:2Fl,Hrp)
  (宗教的三部作オラトリオ「キリストの幼時」Op.25第三部:「サイスへの到着」〜第2場(心優しいイスマエル人の住居の中〜第3景より)

● プーランク:Francis Jean Marcel Poulenc
 (1899.1.7フランス、パリ〜1963.1.30パリ[64歳])
  −フルート・ソナタ(Fl,Pf、1956〜57年作曲[57-58歳]、1957初演)
     I.Allegro melinconico 2/4
     II.Cantilena : Assez lento 4/4
     III.Presto giocoso 2/4

アンコールは、ゴーベール:シシリエンヌ(Fl,Pf、原曲:管弦楽)、アンダーソン:笛吹きの休日(2Fl,Pf、原題/原曲:トランペット吹きの休日、3トランペット、管弦楽)でした。

本日のプログラムは、2曲目以降はアンケート等でリクエストにあった曲を並べました。1曲目のカリヴォダは、私が皆さんに是非ともおすすめしたい名曲なんです。

カリヴォダは作曲家としての名声を得ましたが、若い頃はカペルマイスターとして、また、ヴァイオリン奏者として名声を得ました。250曲あまりの作品を残しており、7つの交響曲、オペラ、歌曲、合唱、ピアノやヴァイオリンのための協奏曲、等々、多岐にわたっています。器楽作品もあり、オーボエ、クラリネット、ファゴットの為の「サロンの小品」はあるのですが、フルートの為の曲がない!多分、笛吹きの知り合いがいなかったか、満足行く奏者がカリヴォダの周りにいなかったのでしょう。残念なことです。

頂いたアンケートを見てみると、一番人気はベルリオーズのトリオ、続いてカリヴォダプーランク、そして、ディメルスマンとベルテルミュ共作の「ウイリアム・テル」と続きます。あ、アンコールのアンダーソン、大ウケしました(笑)。

ディメルスマンとベルテルミュ共作の「ウイリアム・テル」は、フルートの名手・ディメルスマンと、オーボエの名手・ベルテルミュとの共作で、有名なウイリアム・テルの旋律が散りばめられたとっても楽しい作品です。フルートは、細かい技術に関してはオーボエよりも器用な楽器ですから、スイス軍のマーチのヴァイオリンパートをえらいテンポで吹かせたりして、大汗必須の名曲です。馴染みのある有名曲が素材なので、この曲が一番ウケると思っていたのですが、予想が外れました(笑)。牧歌の部分では、オーケストラパートそのままの旋律が出てきて、若いフルーティストがこの曲を吹けば、オーケストラの入団試験を模擬経験できること請け合いでしょう(大笑)。

さて、一番人気のベルリオーズのトリオですが、解説の大竹さんも話されていたとおり、音大の学園祭などでハープ科の依頼で良く演奏する曲です。メジャーデビューへの実験台、などと大竹さんはいつもながら笑いを取っていましたが、まあ、そういう意味もあるでしょうね、悔しいけど。とても美しい長調のメロディ、短調の軽快で勇ましい旋律、そして冒頭の旋律の再現、と、構成は単純ですが聞き始めると興味をそらさない魅力に溢れています。オリジナルはハープ伴奏ですが、ピアノで演奏しても原曲の良さを損ないません。

アンケート上では人気を得られなかったイベールの間奏曲は、オリジナル編成のギターと何度演奏したことでしょうか。軽快な曲想と技術を披露できる大変早いフルートのパッセージ。福田進一さんとも演奏しましたが、中間部分に入るギターの、3拍目のEの音をアウフタクトに取るか否か意見の分かれる素敵な小品です。ここは、絶対にアウフタクトではないと思っています。この演奏の仕方で緊張感が全く違って、アウフタクトかどうかで曲の雰囲気もガラリと変わります。こういう、解釈に幅のある曲って大好きです(解釈を押しつける、ベリオのような作曲家は大嫌い)。ピアノで演奏する場合は、オクターブ操作やバスの補強など、少々の工夫が必要になります。そもそも、フルートにとってイベールは最重要作曲家の1人なんですね。一般的には管弦楽の「寄港地」が有名なんでしょうが、20世紀の偉大なる名曲「フルート協奏曲」が金字塔なんですよ。冒頭からビックバーンの様な短時間で上り詰める高揚と緊張、1楽章中間部のフルートのオブリガートに合わせて奏でるクラの旋律は、マジ泣けます。あ、木管五重奏という、これも素晴らしい、はずせない、名曲もありますね。五重奏でも3楽章でクラが泣ける旋律を奏でます。ピアノ曲ですが、「物語」という小品集もフルート用に編曲され楽譜が出版されていますが、その中の「白い小さいロバ」は特によく演奏されます。

さてさて、最後に、笛吹きにとって説明不要とも思える名曲、プーランクのソナタです。フルートをやっている人ならば必ず一度は夢見る名曲です。この曲はフランスの名フルート奏者、故・ランパルと相談しながら作曲されました。最近の文献によれば、プーランクは草稿の時点からランパルに相談し、「こんなのフルートじゃ無理だよ、ダメダメ」などとランパルからダメ出しされながら作曲を進めたそうです。曲の冒頭に出てくる高音のEの音は、フルートにとって苦手な音で、大きな音ならいざ知らず、このソナタは小さい高音のEから始まっていて、フランス人って、ナニ考えているんだヨ、と言いたくなる曲なんですね。でも、そこがイイ。プレッシャーもかかりまくり、自分をいじめるのに最高かも、ね(笑)。

来月は当シリーズではお馴染みの遠藤尚子さんをゲストにお迎えし、木管製楽器による「バッハ家の系譜 〜木管の響き・IX〜」です。皆さんお楽しみに。是非お出かけ下さい。心よりお待ち申し上げます。


<本日のTea Time>−−−−−−−−−−−−−−−

*NIKON D200 + Tokina AT-X 124 PRO DX

赤、白のワイン、オレンジジュースにウーロン茶を。

*NIKON D200 + Tokina AT-X 124 PRO DX

私も空いてからゆっくりと。
休憩中には皆さんとお話しさせていただきます。


<本日のコラム>−−−−−−−−−−−−−−−

フルート・コミュニケーション Vol.135


■改めまして■

 本日当会場Doへお越し下さった皆様、ありがとうございます。そして、改めましてクライスとソロイスツをどうぞ宜しくお願いいたします。

 仕事は別にして、自主公演でホールらしいホールを借りるのは久しぶりです。2ヶ月前からワクワクして興奮気味でした。今日を迎えるに当たっては、新たに告知活動をしなければなりませんでしたから、たくさんの方々の暖かい協力を賜りました。ありがとうございます。8月まで開催していた喫茶店でのソロイスツは、喫茶店という狭い会場でしたので2〜30人というお客様でしたので、本日どの位のお客様に来ていただけるのかドキドキでした。それなのに、こんなに多くの、、、、やめておきましょう、空しい。

 今日から新生ソロイスツの発進ですので、これからここDoでの演奏会を広め、たくさんの常連さんで会が盛り上がるよう、更に楽しく更に音楽性を高めていきたいと思います。あ、Dacの店内も是非お立ち寄り下さいね。お店の方はみんな親切丁寧、なんか買ってください(笑)。

 と、まあ、新しい会場で気分も変わり、気持ちはハイになり、つまり、お客様達より先に楽しんじゃっているわけなのですよ、私。どうかこの気持ちが音楽に乗って伝わりますように。聞いて下さった皆さんも幸せな気分になりますように。ついでにDacも幸せになりますように。

 もう一度、皆さんこれからもどうぞヨロシク!

(ま)


<本日の打ち上げ>−−−−−−−−−−−−−−−

*SONY DSC-R1

乾杯ー!初めての韓国料理店での打ち上げ。

*CANON EOS Kiss Digital N + EF20mm F2.8

海鮮チヂミーー。

*CANON EOS Kiss Digital N + EF20mm F2.8

プルコギ鍋ーー。

*CANON EOS Kiss Digital N + EF20mm F2.8

カムジャタンーー。

*CANON EOS Kiss Digital N + EF20mm F2.8

のり巻きーー。どれも超ウマーーー。


<本日の受付嬢>−−−−−−−−−−−−−−−

*CANON EOS Kiss Digital N + EF20mm F2.8

またお目にかかるかも知れません。どうぞヨロシクお願いしまーす。


<本日の腹ごしらえ>−−−−−−−−−−−−−−−

*CANON EOS Kiss Digital N + EF20mm F2.8

綺麗。

*CANON EOS Kiss Digital N + EF20mm F2.8

つやつやがイイ。

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