「フルートを楽しもう! in 酒田Vol.10」
◆公演日:2017.9月9日(土) 16:00 開演(コンサート)、18:00開演(Q&A)
プライベートレッスン 翌日9月10日(日)開催
◆出 演:Fl.上坂 学 Pf.近藤 盟子 Fl.黒木 亮 Cemb.黒木 香乃
◆会 場:くろき脳神経クリニック・リハビリ室「ジョンダーノホール」
◆詳 細:こちらからご覧下さい
→その1:コンサート編
→その2:Q&A編
→その3:プライベートレッスン編
→その4:酒田グルメ編
→その5:観光編(千代丸出演!)
<これまでの公演>
2008年:第1回・2009年:第2回・2010年:第3回・2011年:第4回
2012年:第5回・2013年:第6回・2014年:第7回・2015年:第8回
2016年:第9回・2017年:第10回
(上記リンクより順次ご覧下さい)
今年で10年連続10回目を迎える「フルートを楽しもう! in 酒田 Vol.10」通称酒田場所のご報告です。プロムナード・コンサートのテーマは「ロマンティック・フレンチ」、そして10周年に因んで曲名や作品番号に10が付いている「10の響き」です。コンサートもそれに続くQ&Aも暖かい拍手に包まれ10周年に相応しい雰囲気となりました。応援して下さる皆様に感謝の念で一杯になりました。
<本日の出発と到着>
今年もこの季節がやって参りました。通称「酒田場所」、今回は記念の10回目の公演です。
早朝の羽田空港第2ターミナル、大阪レッスンの出発と同じ時間なのです。搭乗する庄内空港行き始発便は06:55発。余裕を持って05:30に着くリムジンバス(04:15発)に乗る為に家を出るのが03:50の為にシャワー入ったりするために起きるのは03:00、という訳です。
X-rayを通過してゲート越しに朝陽が。綺麗だったなあ。。。
ラウンジでお茶をして、いざ搭乗!
当初B767(270席)の予定だった機体は予約が少なかったのかより小さいA320(166席)にされました。でも運良く足下の広い14列非席口席(14D、14E)をゲット\(^O^)/。他の席よりもシートピッチが広くて快適ですよ〜。そして、ジェット機では唯一このA320だけが非常時の説明をビデオでは無くCAさんの実演で行います。今やかえって新鮮。
庄内空港へ到着!
共演のKanonさんがプラカードを持ってお出迎え。プラカードを持っているので「誰か有名な人が来るんですか?」と聞かれたこともあるんだとか(;゜ロ゜) ホールではチェンバロの調律をしていますのでしばしお茶をしてから向かいます。
<本日のゲネプロ>
ホールに着いてさっそくチェンバロとの合わせです。今回はソロ2曲とデュオ1曲と言うプログラム(下記参照)。ソロの2曲のオトテールとルクレールは重量級、演奏も応じて大変、合わせも時間を要します。
続いてピアノとも合わせを。重量級のフレンチバロックの後にモーツァルトは可愛い感じです(^o^)
診察を終えた黒木Dr.との合わせも始まりましたよ。1回通し、ランチ(明後日分で報告)を挟んで再び合わせます。チェンバロとピアノ2曲です。
<本日のプロムナードコンサート>
黒木さんの挨拶の後、私のMCでプロムナードコンサートの開演です。
プログラムは以下の通りでした。
<ロマンティック・フレンチ>
●オトテール:組曲Op.5-2(Fl+Cemb)
●ルクレール:ソナタ ホ短調 Op.9-2(Fl+Cemb)
●マラン=マレ:組曲ハ長調より(2Fl+Cemb)
Prelude、Sarabande、Gavotte、Rondeau
〜〜〜 Pause 〜〜〜
<「10」の響き〜10周年に因んで>
●モーツァルト:ソナタ 変ロ長調 KV.10(Fl+Pf)
●ドヴォルザーク:スラブ舞曲第10番(2Fl+Pf)
●ショパン:練習曲Op.10-3「別れの曲」(Pf solo)
練習曲Op.10-9(Pf solo)
●ドップラー:ヴァラキア地方の歌 Op.10(Fl+Pf)
オトテールに続きルクレールのソナタです。タイトルの「ロマンティック・フレンチ」の通り、とても表情豊かで音楽が全然古くない。素晴らしい作品たちです。
そして前半最後は黒木さんとマレの組曲です。10楽章ある中から4つの楽章をチョイスしました。楽しくてまさに踊り出したくなるような曲想、プロだけでは無くアマチュアの皆さんにもお勧め出来る名曲です。
休憩を挟んで伴奏はピアノになりました。10周年に因んで「10」の付く作品集です。まずはモーツァルトのソナタ「KV.10」、12歳の天才少年の作品は可愛くで華麗。楽しさは10倍では無く100倍です。
再び黒木さんに登場願ってドヴォルザークのスラブ舞曲「10番」。フルート2本とピアノでの演奏ですが、頭の中は豊かなオーケストラが鳴り響いています。
続くピアノのソロはショパンの名曲2曲を。
名曲だけあってやっぱり良いなあ。
この後ドップラーのヴァラキア地方の歌「Op.10」を演奏致しました。
たくさんの拍手をありがとうございました!
お花も嬉しかったなあ。
アンコールに、今年はソロの無かったKanonさんにバッハを演奏して頂きました。黒木さんともあすかのテーマ・風笛を演奏しました。
最後に私のソロで、「色っぽい美人が演奏していると思って目を閉じて聞いて下さいね」と前置きして「ウィスキーがお好きでしょ」を演奏、たくさんの拍手に包まれ終演となりました。
休憩の後、フルート何でもQ&Aへと続きます。
◆「クライス・フルート・ソロイスツ」サロンコンサートVol.217
<ザ・トリオIV〜Sterling tones>◆公演日:2017.9月16日(土)7:00p.m. 開演(6:30p.m.開場)
◆出 演:Fl.上坂 学、大前 翔子、平野 景子
◆会 場:スペース・Do(東京都新宿区、JR新大久保駅・JR大久保駅近く)
◆お話し:大竹 亮
◆入場料:一般(大学生以上)¥2,500− 学生(高校生以下)¥1,500−
(未就学児の入場はご遠慮下さい)
◆フライヤー(チラシ)拡大画像
◆スマホはQRコードから(Vol.217専用)
・ディーター(Dietter):3本のフルートのための12のコンチェルタント Op.26より(3Fl)
・ベートーヴェン:トリオ ニ長調 Op.87(2Fl+AFl、原曲:2Ob+EHr)
◆FlとPfによる、秋の夜長のコンサート in 弘前Vol.2
・・・ロマンティックな夜だから・・・
◆公演日:2017.9月30日(土)6:30p.m. 開演(6:00p.m.開場)
◆出 演:Fl.上坂 学、Pf.近藤 盟子 特別ゲスト:Fl.竹澤 聡子
◆日 時:2017.9月30日(土) 6:30p.m.開演(6:00p.m.開場)
◆会 場:石のむろじ
〒036-8087 青森県弘前市早稲田3-9-1 0172-29-3566
(城東ヤマダ電器からツタヤ弘前店方面約へ約100m)
◆入場料:一般 2,000円、高校生以下 1,000円
(70席限定、未就学児の入場はご遠慮下さい)
◆お問い合わせ:Mail / 090-8805-4713(近藤)
◆フライヤー(チラシ)拡大画像
◆プログラム:
・ペッテション=ベリエル:フレースエーの教会にて(Fl+Pf)
・シューマン:3つのロマンスより(Fl+Pf)
・フォーレ:コンクール用小品(Fl+Pf)
・笹森 建英:フルートとピアノのための1月より、第1楽章(Fl+Pf)
〜〜〜Tea Time〜〜〜
<リクエストより>
・懐かしの映画音楽より(Fl+Pf)
・シューベルト:即興曲 Op.90-3(Pf solo)
・セヴラック:「休暇の日々から」第1集より、ロマンティックなワルツ(Pf solo)
<ゲストをお迎えして>
・ユーグ:ヴェルディ「仮面舞踏会」による協奏的大幻想曲 Op.5(2Fl+Pf)
・ピアソラ:「タンゴの歴史」より、Cafe1930
昨年に続くクライス青森公演です。フルートとピアノの名曲を素敵な響きの会場でお楽しみ下さい。